笹間代表のコラム
犬と一緒の生活、本当にプライスレス2007年6月15日
どこぞのCM見たいですが。
犬を飼出すことで、失うこと、 諦めるなければならないことは、沢山あります。
例えば、長期の旅行。
特に海外とかは、犬を預けて出て行くのは本当に不安です。 ホテルに預ければ良いのに、と思われるかたもいらっしゃいますが、 やはりカワイイ愛犬を慣れない環境に置き去りにするのは気が引けますし、 なにより1泊数千円レベルで費用がかかります。 逆に連れて行くなら、犬と泊まれる宿・・・と、限られた選択肢になりますね。
身近なところでは、洋服。
白い服、黒い服は、肉球型の泥ヨゴレや毛が付いたりと、 神経質な方にとってはイライラものです。。 レースの洋服などはツメが引っかかったりして、 「破れるぅぅぅ〜」と、ドキドキしちゃうかもしれません。 我が家でも、カシミア製品や革製品には絶対近づけさせませんから(笑)
大型犬を飼われる場合なら、 住居はそれなりの間取りや敷地が必要になってくるでしょうし、 車はワゴンやワンボックス、という選択肢が現実的です。
遊びに行くなら、犬を連れて行くか留守番させるか。これも大きな問題になりますよ。 だから、自ずと遊びに行ける場所は限られてきますね。 例えば、映画を見にいくとすれば、愛犬はほぼ留守番確定ですが、 そうなると散歩やゴハンの時間を避けて予定を立てる必要があります。
ほとんど、赤ちゃんを育てることと同じです。 そう例えるとイメージしやすいかもしれません。
これらはほんの一部のことですが、 今まで犬を飼ったこと無いかたにしてみれば、 キツイ制約条件を突きつけられた!って感じじゃないでしょうか。
★さて、話は変わりますが、 最近こんな事がありました。
週末に必ず行く、町田の野津田公園。 愛犬「もぢ」の散歩のために車を30分ほど走らせます。 あ、ちなみに私の車はワゴンです。 カーキチなので本当は2シーターのスポーツカーが欲しいのですが、 ここは、グっと、グググっと我慢してます(涙)
野津田公園は広い敷地と沢山の自然が残っており、 愛犬をロングリードにつないで、少し自由に遊ばせることが、 私と妻の日課ならぬ週課となっております。
この野津田公園では、今の季節は桑の木に実が成ってるんです。 現地で知り合ったお散歩仲間から教えてもらいました。 名前も知らない方なのですが、 この方も親子で毎週のように散歩に来られます。 もう知り合って2年ぐらいなるでしょうか。 それでも名前を知らない、というのもそれはそれで変ですが、 たまに会う散歩だけのお付き合いって、案外こんなもんなんでしょうね。
さて、その桑の実ですが、甘酸っぱいんですよね。 ブルベリーとか木イチゴとかそんな感じの味です。 とても美味しいんですよ。 私、この実が食べられるとは知らなかったので、驚きでした。
その日は、少し離れた広場には木イチゴもあるということで、 散歩がてらみんなで(もちろん愛犬も)摘みに行きました。
週末の夕方、日が傾きほどよい気温のなか、 桑の実や木イチゴを口に運びながら、のんびりと散歩。 愛犬たちは戯れ、私たちたちは自然について語り合ったりなんかして。
スローライフってこういう事なんかなぁ、と本当に幸せに成りました。 お金は一銭もかかっていないのに、本当に贅沢な時間でした。
★犬を飼うことで犠牲にすること、諦めることはたくさんあります。 でも改めて振り返ると、それは物質的なことが多かったようにも思います。
家、車、洋服、あるいは遊び・・・。
もちろんこれらが自分の生活維持のために、 大変重要な要素であることは否定いたしません。
しかし、これらを諦めたこと以上に得たことの方が大きいと思っています。 例えば我が家では、 夫婦喧嘩をしなくなりました。 だって「もぢ」が見ているから。 日々の会話が増えました。 だって「もぢ」の事が気になるから。 休日は夫婦一緒の時間が増えました。 だって「もぢ」と一緒に散歩に行くから。
知り合って10年以上、結婚して約5年。 当時より、夫婦の絆が深まったと感じています。
他にも。
散歩に出ることで、 季節の変わり目が肌で感じとれるようになりました。 起床時間が一定になり生活サイクルが改善されました。
本当に人間らしい生き方ができていると思いませんか? 現代人にとって難しい「当たり前の人間らしい生活」が手に入ったんです。 これってお金を出しても買えませんよね。
犬にプライスは付いています。 しかし、犬を飼うことで得られる物には、値段のつけようがありません。
2シーターの車はお金を出して買えます。 ローン組めば明日にでも買えます・・・。 そう考えたら、なんと簡単な事でしょう!
でも、我が家の場合、 確実に妻に愛想を尽かされます・・・。
あっ、犬を飼わずに2シーターの車を買う方が、失う物がデカイ・・・。
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!
コラム著者:笹間健史
(株)ペッツ・マーケット・サービシズ代表取締役

