笹間代表のコラム
崖っぷち野犬とひろしまドッグパークの報道に思うこと2006年12月26日
ワイドショーやニュースでの生中継で話題になった「崖っぷち野犬」ことプチちゃん。無事確保の瞬間は心底「よかった!」と思わず漏れました。落下して頭を打ち付けていましたから少し心配したのですが、飲まず食わずと心労ストレスの衰弱以外は健康に問題ないと言うことで、何より、新しい飼い主が見つかったことは、プチちゃんの未来を考えると大変良かったと思います。
かたや、「ひろしまドッグパーク」。
何頭もの犬が放置され衰弱死している状態を、あるボランティア団体が管理や譲渡会を開催し支援することで何頭もの尊い命を救いました。
しかし一方で、全国からは支援金や支援物資が送られた支援物資をバザーに横流しした、あるいは支援金を宴会で使ったということが報道され、美談が一転、泥臭い人間の問題となっているようです。
「プチちゃんの保護」は、当日生中継で見ました。
「ひろしまドッグパーク」の件については、ネットニュースで知りました。
どちらも、現地に言って自分の目で確かめたわけではありませんので、何が正しくて何が間違っているは、正直解りません。
しかし確実に言えることは、どちらも野ざらしや放棄された犬の命が助かった事です。
この事実の裏には何が隠されているのでしょうか?
なぜ、野犬が発生するのか?なぜ放ったらかしのドッグパークが存在するのか?
「プチちゃんの保護」は美談で終わりました。
「ひろしまドッグパーク」はワイドショーの格好のネタになってます。
どちらも、問題の本質を見逃していないでしょうか?
少し偏った報道が気になります。
情報はもちろん重要です。そしてそれらは簡単に手に入る時代です。
間違った情報、正しい情報、怪しい情報、誇張された情報。
私たちには、それらの情報に一喜一憂して思考を止めるのではなくその裏側に隠された事実に目を向け、その上で「自分の信念に基づいた行動」が求められる、そんな時代に生きているのではないでしょうか。
さて、かく言う私の行動は?
日々、自問自答です。
コラム著者:笹間健史
(株)ペッツ・マーケット・サービシズ代表取締役

