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笹間代表のコラム

狂犬病発症の報道について2006年12月3日

ここ数日、フィリピンへの渡航者が現地の野良犬に噛まれて狂犬病を発症、死亡や重症に陥るというニュースがありました。

引用記事:asahi.com(2006年11月16日)
京都の男性が狂犬病 発症36年ぶり、フィリピンで感染

ワイドショーでは、連日この狂犬病の怖さについて、渡航者への注意躍起をされていますよね。
ちなみに、「狂犬病」書くとなんだか犬が悪いみたいですけど、イヌからの感染が多いので「犬」と名がついていますが、実際は、他の哺乳動物からも感染することがあるのです。

さて、このニュースの詳細や病気の詳細は控えるとしまして、私たち愛犬家は、このニュースをどう捉えれば良いでしょうか?

 約76%

この数字は、日本国内の狂犬病予防注射接種率です。あなたは、どう見ますか?この数字を。

実際は保健所への登録をしていないわんちゃん達も居るので、狂犬病予防注射接種率は50%以下とも言われています。狂犬病の予防接種は法律で義務付けられています。人と動物が共通に感染する病気(人畜共通感染症と言います)の中で最も恐ろしいと言われているのが狂犬病です。

伝染病の恐ろしさばかりクローズアップされますが、このニュースの裏側には、実は、法律を守っていないという一部の心ない愛犬家のモラルも問われているのではないでしょうか。

「対岸の火」という冷めた目で見るのではなく、ペットと人間が共存出来るモラル有るペット社会の構築のために、愛犬家の意識向上していきたいですね。

コラム著者:笹間健史

(株)ペッツ・マーケット・サービシズ代表取締役