笹間代表のコラム
犬の食習慣とドッグフードの中身2006年5月12日
ご存じですか?犬の祖先はオオカミにとても近い生き物といわれています。そんなオオカミはそもそも何を食べているのでしょうか?
一昔前は犬のごはんといえば私も貧乏学生時代に良く食べた「ねこまんま」が一般的でした。そういえば最近私が聞いた話で、「犬の大好物が納豆」なんてのもあ りました。確かに私の愛犬も、納豆の臭いには凄く興味津々のポーズを取ります。(もちろん塩分が多いので与えませんが)こういう話をみるとどうも犬って雑 食のような気がします。確かに私たちの食事もつい与えてしまうと喜んで食べたりしますよね。
で もよくよく考えてみると、オオカミに近い祖先だった犬の主食は肉だったわけで、畑を荒らしてトマトやキャベツを食べたり、芋を探して穴を掘りまくる 犬・・・なんて話はあまり聞いたことがありません。つまり犬の体は、肉を消化するために最適な内臓器官を持って進化してきた生き物です。
※補足:自然界のオオカミなどは、全く菜食しないわけではなく、捕らえた獲物の内臓に残る草などを食べて体のエネルギーバランスを整えていることを理解しておいてください。
話がそれましたので、元にもどりますね。
要するに犬って、なんでもかんでも食べれる人間のような「雑食性」はそれほど強くなく、犬は犬なりの肉食としての消化器官をもっているのです。ということ
は、人間が食べてるものをそのまま犬に与えることは、ちょっとナンセンス!ってことを理解していただけたのではないでしょうか?
つまり犬としての栄養摂取方法や消化の事を理解した上での食餌が重要ってことになるのです。
ちなみに塩分なんて、人間と犬の適用量の差は、300倍〜500倍も違うそうです。犬には多くの塩分は必要ないのです。
私も昔良くやってしまったんですが、朝たべているパンの耳をあげていた事がありました。愛犬は良く食いついたので・・・。
でもパンって塩の固まりみたいなものでしょう?どうりであげた後は、水をよく飲んでいました・・・。反省。
そんな前知識を持っていただいて、今お使いのドッグフードをラベルの原材料表示部分を見てください。「肉類副産物」なんて成分表示があれば、そのドッグフードはヤバイです。「肉類副産物」って、なんじゃそりゃ!?って感じですが、要は肉の「余り物」ってことです。
人間が食するために肉をさばくわけですが、その時に余る「頭、足、骨、内臓、ひづめ、皮、羽根、体毛、病死した肉、内臓に残った排泄物」などなど・・・。こんなモノが成分に含まれているなんて・・・。
他に「鶏肉副産物、牛肉副産物、獣肉副産物、バイプロダクツ」なんて書くこともありますから、注意してみてください。
これらはアレルギーやその他様々な疾患の原因になることが多いと言われています。そりゃ、そうでしょう。こんなもの与えていたら。肉食だからって、さすがに自然界の犬も食べる部位と食べない部位があるわけです。
値段や宣伝、パッケージの装飾に惑わされることなく、内容物の表記からそのドッグフードのクオリティを判断することができますから、ドッグフード選びの際に参考にしてみてください。
コラム著者:笹間健史
(株)ペッツ・マーケット・サービシズ代表取締役

